映画おそ松さん感想レポ(後半ネタバレ有)

おはようございます!
ねころねです。

3/25、いよいよ映画おそ松さんが公開されましたが、
公開初日朝イチの回で鑑賞してきましたので、感想を書きたいと思います。

ちなみに3/26の舞台挨拶は当然のように外れました。
誕生日だったから絶対行きたかったのにな…。


さて、まずネタバレにならない範囲での感想ですが、
おそ松さんの原作のイメージを崩すことなく、実写であることを逆手にとって上手くまとめられた上質なコメディ映画だなと思いました!

これは監督の手腕なんだろうなと思います。
そうきたか…!って感じで、アイディア力の勝利ですね。

オリジナルキャラ・物語終わらせ師がかなり作品のアクセントになっていたので、3人のファンの方も楽しめます!


Snow Manのファンはもちろん楽しめますし、原作ファンの方も原作とは全くの別物として観ていただければ、楽しめると思います。
さっくんもスピンオフとして観ていただければって言ってましたしね。

六つ子の設定なのに見た目が全然違う…みたいな実写のデメリットみたいなところも全部笑いに昇華させていて、違和感なく見ることができました。

とっちらかったストーリーでしたけど、最後には上手いことまとまって、鑑賞後は面白かった…って感想しか残らなかったです。


ちなみに私は元々アニメのおそ松さんもよく見ていて、当時小野大輔さんのオタクだったので、十四松推しでした。

まさか数年後の推し、佐久間大介さんも十四松を演じるなんてなんか縁を感じますね笑



ここからはざっとあらすじと、ネタバレ感想も書いていくので、ネタバレされたくない方はそっとページを閉じていただければと思います。














まず実写版の六つ子の設定ですが、ご安心ください。
実写でもクズで童貞のニートです。


冒頭から六つ子でパチンコに並ぶシーンがあって、
まさに「実写だと生々しいな」(カラ松)って感じでした。


ここでおそ松(康二くん)が下半身を全部出しちゃうシーンがあって、かなり身体張ってるなってびっくりしました。
ここら辺は原作リスペクトを感じましたね。

ちなみに全編通して脱ぐシーンがあったのは康二くんだけでした笑
しかも康二くんは2回脱いでます笑


その後なんやかんやで大企業の社長夫妻に、
おそ松が死んだ息子にソックリという理由で養子にもらわれるという話が出てくるのですが、
残りの5人がおそ松の抜けがけを許さず、6人の中で一番優れた人が養子にもらわれるということになります。


そこで6人6様みんなそれぞれのやり方で努力を開始します。


おそ松は猛勉強して東大を目指し、
カラ松は強くなるため筋力トレーニング(これはひーくんと同じ笑)
チョロ松は女性と仲良くなるためナンパを頑張り、
一松は就職活動、
十四松はメジャーリーガーを目指し、
トド松はコミュ力を活かして起業を目指します。(実写のトッティも可愛い❤)


ここまではよかったんですが、この後
おそ松とチョロ松(人気No.1ホストになってる)は女性を巡っていつの間にかラブストーリーのように、
カラ松はアメリカで記憶喪失になって自分はCIAの捜査官だと思い込み強盗団(?)に入り、
十四松はカミナリに打たれて侍がいる時代にタイムスリップ(戦国時代かな…?)、
一松はトド松が起業した会社主催のデスゲームに参加(カイジ感がすごい笑)

と、それぞれの兄弟で別々の物語を展開してしまい、
主人公感にすっかり酔ってしまった6人は、
本筋の大企業社長夫妻の養子を目指すという目的はどうでもよくなってしまいます。


こんな収集がつかなくなったストーリーを元の筋に戻そうと登場するのが物語終わらせ師、エンド・クローズ・ピリオドです。

それぞれ別々に展開している物語を終わらせるべく、
映画のラストシーンでよくある展開を演出して、話を無理矢理終わらせようとします。


物語終わらせ師ってそういうことか〜!と、すごく納得しました。
物語の収拾をつけるために重要な役です。


しかし、物語終わらせ師が演出するこのラストシーンフラグみたいなものを六つ子達はどんどんへし折っていって、意地でも物語を終わらせてくれません。笑


この物語終わらせ師と六つ子の攻防が一番の笑いどころです。


特にいい味出してたのがエンド(渡辺翔太)です。
渡辺翔太の発する言葉で映画館で何度も笑いが起きてました。


あと恋愛要素の部分では康二くんのお芝居にキュンキュンしてしまいました。
康二くん意外とラブストーリー向きですね、映画関係者の皆様、ぜひ康二くんにラブストーリーのオファーを…!

そしてチョロ松(目黒蓮)のホスト役は、やっぱり顔がいいのでさすがでした。


カラ松(ひーくん)とピリオド(舘様)のバトルシーンもなかなか見応えがあって、映画のラストシーン感ムンムンなんですが、
カラ松が全然ストーリーを終わらせてくれなくて、めちゃめちゃ困惑するピリオドが不憫で面白い…笑


デスゲームを主催するトド松(ラウちゃん)は、めちゃめちゃ悪役演技が似合う…!
一松(ふっか)もめっちゃカイジ感を出してくる。

これを終わらせようと、キーパーソンを演じるクローズ(阿部ちゃん)ですが、カイジのラストシーンみたいな展開になるのに、何故か終わらない笑


十四松はタイムスリップしても十四松で、野球してます。
ここには終わらせ師が出てこなくて、十四松ワールドです。
さっくんの十四松は本当に十四松ですね。再現度がさすが!
素振りの練習頑張っただけありますね笑


そんなこんなで、バラバラに展開していたそれぞれのストーリーが最後交わり合って、もうカオス。


社長夫妻が死んだ息子そっくりのおそ松達の中から養子を選ぶという物語の本筋の前提も揺らぎ始め、めちゃめちゃカオス。

ラストシーンにも、畳み掛けるように笑いどころ盛りだくさんです。

こんなカオスでも最後には大団円で、綺麗に終わりました。
本当に見事です。


あと、トト子ちゃん、チビ太、イヤミがいることでストーリーがめちゃくちゃにならずに済んだので、この3人も非常に重要でした。
前川さん、イケオジなのにこんな役やってもらって見てる方が申し訳ない気持ちに笑
他にも光石研さん濱田マリさんなど、脇を固める役者さん達が本当にすごい方ばかりで、だからこそこんなちゃんとした映画に仕上がってるんだなって思いました。



エンドロールは映画スタッフさんのSnow Manへの愛が感じられる素敵なエンドロールでした。

ブラザービート聴きながら、Snow Man9人で主演映画ってめちゃめちゃすごいことじゃない?大スターじゃん…って改めて思って何か感極まって泣きそうになってました。

ストーリー自体は全く泣きどころなかったんですけどね。

Snow Manを主演に据えていただいて、こんな素敵な作品に仕上げていただいて、込み上げてくるものがありました。笑



来週大ヒット御礼舞台挨拶があるとのことでもちろん応募しますし、外れてもせめてライブビューイングは行きたいです。
なので2回目を観ることになりそうです。
ムビチケカードももう1枚あるし!


スノをあんまり知らない人にもぜひ観てもらって、スノに興味をもってもらいたいし、
スノ目当てで観た人にはこれをきっかけにアニメおそ松さんにもハマってほしいなと思いました。

初日の朝イチ上映回はさすがに女性ばっかりだったんですけど、男性が観ても面白いと思うから観てほしいな〜。


ちなみにグッズラインナップなんですけど、
どれも9色の松がデザインされてるんですが、あんまり欲しいと思えるものがなくて今回はスルーしました。
もっとSnow Man感があるグッズがあればなぁ。。


では、こんなところで終わりにしたいと思います。
以上、映画おそ松さんレポでした!